薬院てんてん市とは?

『薬院てんてん市』は、薬院のまちぐるみで行う蚤の市です。5月と10月、年に2回のイベント。ショップの軒先や駐車場などのまちに「てんてん」と点在するスペースで、まちの人たちが一斉にフリマを催します。2009年6月に第1回が行われ、2017年10月に17回目を開催しました。
 
 
ヒストリー

きっかけは飲み会でした。実行委員会の一員である私たち(ひかり生活デザイン)が、リノベーション計画で携わったKYOYA薬院ビルの入居者さんたちと懇親会をしたときの話。「皆で何か面白いことをやりたいね」と話が盛り上がり、薬院てんてん市というかたちで実現することに。
そんな感じで、薬院てんてん市は2009年6月にKYOYA薬院ビル1階のガレージでこじんまりと始まりました。会場はここの1ヵ所、出店は14組という規模の本当にささやかなスタート。ただ、まち中に拡散させる目論見があったので、薬院てんてん市というネーミングにしました。薬院のまちに会場が点々(てんてん)と広がり繋がっていく、そんなイメージ。おかげさまで今では会場数が30弱まで増え、出店者も60組ほど集まるイベントに成長しました。

2015年10月、第13回目の模様



「買わない、つくらない、自分たちでやる」これを原則に私たちは運営しています。なるべく既存を活かして、イベントのためにわざわざ何かを買ったり、新しく設えたりしない。広告等も自分たちでやる。既存の空間やモノ、ネットワークをとことん活かせば、持続性のあるまちづくり活動ができると思うのです。
オリジナルの手ぬぐいを作って販売するなどして、3.11の震災の時には義援金を送ることもできました。 10回目にしてようやく来場者用のインフォメーション&休憩所を設けることができ、この時に思い切ってタープを購入。丁度タイミングよくディスカウントをやっていて約9,000円でゲット。これが今までで一番高い買い物に…そんな感じでやりながら手を加えていき、今では大分スムーズに運営させてもらっています。

とはいえ、言いだしっぺということもあり、始めてからしばらくの間は、サイトやチラシをつくったり参加者を集ったりなど、私たちはボランティアで結構な時間を割きました。でも、マスコミから取材を受けたり、不動産オーナーから声をかけていただいたり、一般の方々からも多数のお問い合わせをいただくなど、変な話し、媒体に広告を出すよりもよほど弊社の宣伝になっているような気がします。インターネットと口コミのおかげですね。

また、このネットワークをベースにして薬院サルー祭りというハジゴ酒系のイベントも立ち上がりました。
 
薬院サルー祭り

投銭ライブの様子



私たちは立ち上げから運営に携わりましたが1年の節目に卒業。その後も発足当時の頼れる主要メンバーを中心に月一開催(現在は年2回)というペースで継続。昨年なんと76回目を迎えました。モチベーションを保ちつつ、これだけ継続できるって、本当にすごいことだと思います!
ちなみに、こちらのチラシには広告枠があって協賛を集っています。まちのイベントや口コミがメディアのようになってきている……一昔前(ネットが普及する前)であれば広告にお金を使って集客しなければならなかったのに、今では逆に広告する側になっている。これは面白い流れですね。情報発信の逆転現象です。
このように、まちの使い方を先入観なく見直せば、まだまだそこには可能性がたくさん眠っているのだと思います。薬院てんてん市はそのことを私たちにあらためて気づかせてくれたのでした。

さてさて、随分と話が長くなってしまいましたが、本年2018年より薬院てんてん市の情報発信の場をひかり生活デザインのホームページ内からSUMATCH内のサイトに移行させていただくことになりました。これを機に、新たなことにも取り組んでいきたいと考えています。

今後ともよろしくお願いします!

薬院てんてん市実行委員
ひかり生活デザイン/春口 治彦
 
 
実行委員会

『薬院てんてん市』は、薬院周辺の有志がまちづくりのためにボランティアで運営しています。当イベントも、本年5月に18回目を迎えることに。ここまで事故もなく続けられたのは、参加者みなさまのおかげです。心より感謝申し上げます。至らないこともあるかと思いますが、少しでも長く続けていけるよう、今後ともよろしくお願いします。

石川 幹夫|TWO FACE
浦中 文吉|ウィークス
尾花 一平|イビサルテ
木下 雄貴|CAFE SONES
重  孝義|BASEMENT
田島 圭 |Read cafe
徳永 昌弘|コードスタイル
春口 治彦|ひかり生活デザイン
山口 浩 |&LOOSEN
(五十音順)